国際的感覚を身につけろとは何を指しているのか

 

 

今日はついに私の住んでいる地方都市で、最高気温27度が予想され、学校からは前日メールで子供たちに半袖のシャツでの登校か、体育の時に着るスポーツウェアか、とにかくブレザーの着用義務はないです!と案内が来ていました。

27度で、これ。

日本だと5月以降毎日が普段着登校になりますね。

 

 

今日は私がオフィスで同僚と話すことについて。

 

いくら最高気温が27度予想とは言え、朝の出勤時は当然20度くらいなので半袖では寒いわけですよ、オフィスについたらエジプト人がTシャツ着て汗かいて、あとから入ってきていました。

やっぱり人種的に皮膚が分厚く、汗っかきなんでしょうね、ヨーロッパ人は、

そしてエジプト人が今見ている韓ドラがいかに面白いか熱く語ってくれるのですが、韓ドラって1回見たら永遠と沼ってやめられないんでしょ?だからどんなに面白くても私に勧めないで!と釘をさしておきました。

実際やめられないようなので。

エジプト人に韓国人の文化的?な共通点も多いのか、すごく理解できると面白がっていました。

インターナショナルすぎる職場なので、宗教の話は一般的にはタブーとされていますが、私たちはよく宗教や文化の違いについて面白がって話します。

 

普段私は一部の同僚としか仕事の話をすることはなく、何かイレギュラーなオフィスマターや、会社に対する提案や苦情(?)などがあれば仕事の話をするのですが(私は総務でもなく人事でもないです)、今日もフランス人が一人私のデスクまでやってきて、背を伸ばして頭を下げ、そして「ナナミさん」と”日本人のように”話しはじめます。

彼に悪意があるわけではなく、日本のことが好きで何度か行ったことあるのでかぶれている模様。

このフランス人は大体面倒なことを私に回りくどく報告してくることが多いので、「What's problem?!」と決めつけて早く話せとすすます。

日本語でも話が長いとつらいのに、英語で回りくどく、ジョークを交えて話してくる彼との会話は確かにいいトレーニングにはなるのですが、今繁忙期の私にはそれどころではないので、

空気を読んでからか、話は短めに、あっさり解決策が決まったので安堵。

 

 

また別のイラク人の同僚の娘さんは、私の息子と同じ学校に通っているので、よく彼と学校の話をします。

成績表受け取ってあまりにもひどいからがっかりなんだけど、おたくの娘さんの成績表どんな感じ?と言って見せてもらったら、びっくりうちの息子と正反対で上位10%に入っているだろうoutstanding!の文字だらけ!息子の成績表にoutstandingは1つもないんだけど!と笑いながら話し、心配ならメンターの先生に何が原因でスコアが低いのか相談したほうがいいよ、とアドバイスいただきました、ありがたい。

ママともなんて過去一人もいませんでしたが、ここにきてパパとも?という同僚ができましたよ。

 

 

イギリスで、色んな国籍の人たちと働くという環境は(だからこそ採用されたのですが)とてもありがたいです。

彼らの文化や宗教的な常識を尊重し、そしてイギリスという外国で共に頑張って働くという。

英語をマスターすることだけが国際的感覚を身に着けることではなく、相手の文化、宗教、歴史を理解し、そして尊重し、その中で業務をうまくコントロールするということが国際的感覚を身に着けるということではないでしょうか。

もちろん、とても難しい人もいますが、、、それは日本でも同じことですからね。