tooth fairyとサンタ

 

 

最近息子が毎朝解いているのが、こちらの算数の問題です。

朝、テーブルの上に放置されていますね。

 

 

イギリスの学校での学習進捗が、夫曰く、日本と比べると「行ったり来たり」していると。

どういうこと?と聞くと、日本だと例えば、難易度に関係なくある1つの分野を一通り学んでから次の新しい分野に進むところ、イギリスでは難易度低いのを全ての分野でさらっと流した後に、次の難易度に進めるから、同じ分野をまた1年したらもどってきて難易度だけ上がると。

具体例を挙げると、息子は学校ではxとyを使った2次関数もやるけど、分数や小数点の計算問題の応用バージョンもすると。

日本だと、分数や小数点の計算問題は難易度に係らず小学生のうちに終わりますが、イギリスだと中2で難易度の高くなっている計算問題をやるそうです。

そういえばprimary schoolの時も息子は、日本だと高校レベルの物理の基礎やってたな、、、と。

 

とりあえず、息子は日本に帰国したときに不便なく移行できるよう、数学と理科だけはまだ日本の学校の問題もやるようにしているようです、たぶん。

 

 

あと、朝は毎日学校に行く前にオンライン英会話を25分受けているようです。

7:30-7:55の枠で平日土日も関係なく、毎朝受けています。

この時間私はまだ出ていますが、、、、息子が階下でレッスンを受けている声がたまに聞こえてくる(ドアが開けっぱなしだと)のですが、今朝は優秀な先生(生徒にとにかくたくさん話せるように誘導してくれる)だったからか、息子の話し声がよく聞こえていて、息子の発音がちょこちょこイギリス発音になっていることに驚きました。

単語の最後に「R」がつくやつの、「R」の発音が抜けるやつです。

「four」の発音が、イギリス人と同じでびっくりしました。

私は意識して話さない限りイギリス発音になることはないのですが、息子はそれに近づいているんだなととてもうらやましくなりました。

海外で、親の元で、安全な環境で現、地の学校に通って英語を学べている息子がとてもうらやましいです(本人は幸せと感じていないようですが)。

私は結婚するまでは留学も一人暮らしも両親に禁止されていたので、どんなに海外暮らしにあこがれてもかなえられませんでした。

働いて、結婚して、子供を持って留学すればいいと子供の頃に親に言われていましたが、そんな状況で実際に留学している女性なんてまずいませんからね(笑)。親には騙されましたよ。

留学は無理でも、こうやって海外で自分の力だけで働けている環境を勝ち取っただけよかったのかもしれませんが、、、

それでも1日中、学校という環境下で英語での勉学にいそしめる息子が本当にうらやましいです。

 

 

 

今年も残すところ3か月を切りました。

一昨日息子に、「クリスマスプレゼントの締め切りそろそろなんだけど、サンタに何をお願いすればいい?メールだしとくよ。secondaryになってもプレゼントくれるかわかんないけどね」と伝えると、「考えとくよ」といって、昨日の夜に「ワドルディのぬいぐるみがほしい、tooth fairyにこの前カービーのぬいぐるみもらったけど、本当はワドルディが欲しかったんだ」と。

 

トゥースフェアリーについてご存じない方は下記サイドなどでご確認ください。

 

www.tooth-fairy.jp

 

 

息子には小さいころにこちらの絵本を買って読んであげていたので、歯が抜けるたびにtooth fairyが「虫歯のない綺麗な歯」と「何かいいもの」を夜中に交換していました。

サンタのような存在に見えますが、、、tooth fairyはサンタと違って子供が交換してほしいものをリクエストできるわけではなく、tooth fairyが交換物を勝手に選んで押し付けるという点です。

 

 

 

 

息子がこれまでtooth fairyに交換してもらったものは、絵本、小さなぬいぐるみ(ポケモンなど)、キーホルダー、等ちょっとしたプレゼントでした。

直近で交換してもらえたものがカービーの小さなぬいぐるみだったのですが、あまり喜んでおらず(もう12歳ですからね)、でも、文句を言うわけでもなく歯が抜けると毎回きれいに拭いては、小さな箱に入れて枕元に置いているので、tooth fairyとの物々交換は希望しているようです。

ちなみに、彼は今のところ一度も虫歯になることもなく、歯医者も検診以外でお世話になることがない健康な歯の持ち主なので、全ての抜けた歯とtooth fairyには交換してもらえています。

 

ということで、次の息子の歯が抜けたらサンタを待たずしてワドルディがやってくる可能性もありますね。。。。